島村楽器 ららぽーと柏の葉店 シマブロ

島村楽器 ららぽーと柏の葉店スタッフによるイベント情報やお知らせなどを発信するブログ(シマブロ)です。

☆柏の葉店 スタッフブログ vol.53☆大下

皆様こんにちわ!子供の頃は夏休みのたびに大きく(横に)成長していた大下です。

大下写真

関東はやっと涼しくなってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。急な温度変化に体調を崩さないように気をつけましょう。私の場合はこの夏でやはり大きく(横に)成長してしまいましたので、今年中に何とかしたいと、この季節は毎年思っています...。

ちなみに今回の写真は前回の元ネタです。先日八千代店で行われました、ドイツの老舗ピアノメーカー ザウター社の社長の同席したプレゼンテーションイベントの時のものです。右上のまるで囲んであるのが私、中央の男性がザウター者の社長です。

さて、久々の登場です。記事を書いていてもなんだか緊張しますね。前回はアコースティックピアノと電子ピアノの違いをまとめました。

http://www.shimamura.co.jp/kashiwa-h/index.php?itemid=87252

今回はピアノの新品と中古の比較をしたいと思います。

音とタッチの問題

ピアノの音に一番影響するのが響板です。響板は木で出来ており、内部に含まれる水分量と音が大きく関係します。難しいところは割愛しますが、基本的に乾燥がすすむと木は響くようになります。木は時間がたつと乾燥が進みます。更に、木は振動を与えることで細胞の中の水分も飛びますので、作られてから時間の経っていて弾き込まれている中古のピアノは自然と音の響きも良くなるといえます。
弾き込む過程でどのような使われ方をしていたかによって、その楽器独特のクセが生まれます。原因は上記の水分含有率にも大きく起因していますが、そのほかにもハンマーとの設置面の変化やアクションの変化など数多くございます。そうした変化も受け入れられるかどうかも判断の基準になります。

寿命の問題

ピアノは手間とお金を掛ければ末永くお使いいただけます。ヨーロッパやアメリカの名だたるメーカーの楽器は100年以上経っても色あせることなく、素晴らしい音楽を奏でています。
現実問題として、コストバランスを考えたときに私がいつもお答えしている寿命は、量産の機種で大体人と同じくらいとしています。もちろん弾き方や環境に大きく左右される為、もっと短い場合も長い場合もございます。例えば音大生やピアニストの方がショパンやリストを一日8時間弾いていたら寿命はとても短くなります。一般的なご家庭でお子様を中心とした演奏ならば70年くらいは十分使用できるのではないでしょうか。
現在世に出回っている中古のピアノは1970年代~90年代です。通常使用を考えるとここから30~50年間は使えると考えられます。新品なら現在使用する5歳のお子様のお子様のお子様(ひ孫!)まで十分しようできる計算になりますね!

コストの問題

中古ピアノ最大のメリットです!新品当時と貨幣価値が違うので単純計算は出来ませんが、やはり中古はお値段を抑えることが出来ます。基本的に使用中にかかるランニングコストに違いはありませんので、初期投資が少なくてすむのはとても嬉しいことです。

これらを踏まえて簡単にまとめて見ましょう。

まとめ

新品のピアノ

新品最大のメリットはまっさらな状態で自分の手元に来ることです。ピカピカな外装、におい、更に音やタッチといった楽器特有の問題もあります。ファーストオーナーになる気持ちよさはなにものにも代えられません!

○音が無垢。これから一緒に育つ楽しみがある。

○タッチもクセがなく、自分の好みに成長する。

△響きが全体的に弱いこともある。→これから育つ。

△アクション不具合が起きることもある。整備されている中古と比べると比率が高い(メーカー、品番による場合もあります)→大抵の場合は致命的なことではなく、調律士がご自宅で対応できます。あわてる必要はございません。

中古ピアノ

こちらの最大のメリットは初期投資を抑えられること。気軽に、と言える金額ではないかもしれませんが、ハードルは確実に下げることが出来ます。また、昔のもののほうが頑丈でよく出来ているという御意見も頂きます。確実なこととはいえない部分もありますが、確かに一部の機種では新品と同クラスで中古の方が高いスペックを有しているものもあります。

○響きが最初からある程度熟成されているものが多い。

○本体価格が安く、初期投資が少なくてすむ。

△前の使用状況により若干のクセが残っていることもある。

△寿命が新品と比較すると短くなる。→とはいえ40年くらいは使える為、問題とはいえないと思います。

楽器の世界も日進月歩。新しいものには新しいなりの工夫と知恵があります。しかし同時に古いものにしかない良さも数多くありますので、どちらが良いかと一くくりにはできません。
その為に私たちがいます。皆様のご要望、状況をおうかがいし、その時々のベストの楽器をご紹介いたします。
今後とも皆様のお力になれるよう、精一杯努力いたしますのでよろしくお願い致します!

最後に、先日当HPに記載しました、ららぽーと柏の葉店に展示されているピアノのご紹介ページをご案内いたします。今回の記事を参考にご確認いただけたら幸いです。

http://www.shimamura.co.jp/kashiwa-h/index.php?itemid=87252

ちなみにこちらのページも私が作成しました。内容で疑問や質問がございましたらお気軽に大下までご連絡ください。

それでは、今回はここまでに致します。
次回もお楽しみに!

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